葉狩皮膚科

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Q16  低温熱傷について

低温熱傷について教えてください

診断書

40~50℃の低い温度で長時間接触してできる火傷(やけど)です。

 寒い冬の季節がやってきました。冬の時期になると火傷(やけど)をする方が多くなります。ここ数年の中で昨年は、いわゆる低温熱傷と呼ばれる火傷を受傷される方が目立ちました。これは、原油価格の高騰で灯油価格が上昇したためと、近年のエコロジーの推進により、灯油や電気を使う暖房具よりも湯たんぽなどの昔からの暖房具が見直されたためと思います。
 湯たんぽやカイロは高温にならないので油断しがちですが、40~50℃の低い温度でも長時間接触すると火傷を生じます。しかも、このような火傷は睡眠中に起こるので、熱が中まで達して非常に深い火傷になります。火傷は、2週間以内に治れば傷跡を残しませんが、それ以上かかる深い火傷では、治った後に傷跡を残してしまいます。
 低温熱傷はかなり深い火傷であり、治るのに1~2カ月あるいはそれ以上かかることが多く、かなりの傷跡を残します。
 今年の冬も湯たんぽなどを使われる方は多いと思われます。湯たんぽやカイロによる低温熱傷は注意をすれば防げる火傷です。このような暖房具は布団を温めるだけに使い、布団に入るときには外すようにしたほうが安全でしょう。

葉狩皮膚科クリニック 院長 

葉狩良孝

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